オカリーナのC, F, G, Piccolo Cは、譜面で見る音より1オクターブ高いのですが、なぜそうなっているのでしょうか?逆に1オクターブ下げたら、何か不具合が生じるのでしょうか?
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久しぶりのBBSの質問に張り切ってしまいます・・・はは
余計な事ですが・・・私がこのサイトを立ち上げた時 「オカリーナの実音は記譜音の1オクターブ上である」と記載しました所、 「それはおかしい」との反対意見を沢山頂きました。 殆どの皆さんが何の疑問も持っていなかったようです。 今も疑問を持っていない方もおいでかも知れませんが、 単純にオカリーナを楽しむ上では大した問題では ないでしょうね。
さて、オカリーナの譜面で実音(実際の音の高さ)で記譜すると、5線の上の方に沢山の加線が必要になってきて読みにくいからオクターブ下げて記載されます。 と言うことは、BASS管は実音で表示されていると言うことです。
F管でドの音を吹くとファの音が鳴りますが譜面上は中央のドの様に記譜されています。 (これは譜面の上で移調されていますので移調譜と言います)
{少数派でしょうが、まだC管以外を実音でよんでいる方達もいるかもしれません。譜面を読む時その調のドレミで読む方式に似ている?どちらが良いとは言いませんが単純に調性がある音楽ばかりとは限りませんので移調読みは破綻すると思います}
Big Fでは同じ中央のドの音を吹くとF管の同じ記譜音のオクターブ下が鳴ります。
もう一つのご質問の「オクターブ下げたら不具合が生じるのでしょうか?」
に対する答えは・・譜面をオクターブ下げて記譜すると読み難くなる。 ・・楽器をオクターブ下げると別の楽器になる。
この様な各楽器の記譜法とかその違いは通常 「管弦楽法」と言う本に書いてありますが、 ・・・さてオカリーナについての記載は見た事がありません。
ちょっと ややこしかったですか?
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